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らいとすたっふ

多摩市で活動している社会人ビッグバンドです。練習目的に集まっている所謂「リハーサルバンド」のため、ライブなどはほとんどやりません。が、最近ちょっと頻度が上がっています(年に1回ぐらい)。どこかで見かけたら声をかけてください。

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Column

失敗から学ぶバンド運営 その1

September 28th, 2016

うちのバンドは運営に関しては非常にゆるいためメンバーも普段はほとんど意識をしていないと思いますが、一応17人以上のメンバーを抱えるビッグバンドですから、当然スケジュールの管理や出欠の管理など多少なりとも運営って言うのが必要であることも事実です。

社会人ビッグバンドというものは数多くあります。そして数多くのバンドが解散していくわけですが、「音楽性の違いで解散」というのはあまり多くないように見受けられます。
もちろん「最初はコレをやるって言っていたのに、急に方向性が変わった」なんて例もありますが、これは「音楽性」とはちょっと違いますよね。
大抵のバンドは「運営の失敗」で崩壊していくようなのです。

ここでは、運営に失敗し崩壊していくバンドから、どのようにすればスムーズなバンド運営を行えるかをケーススタディとして学んでいこうと思います。
もちろん主観バリバリですので、「私はそうは思わない」という人もいるでしょう。
そのような方は「ああ、この人はこう思うんだな」程度にとどめておいて下さい。くれぐれも厳しいご意見は送ってこないようにお願いします。

では始めます

バンドというものは音楽を行うという一点で集まった人たちで構成されています。
そして皆「今より上手くなりたい」と思っているということが前提の集団であるはずです。
これまでいくつかのバンドの運営に関わってきましたが、少人数の時には出てこなかった問題も、大人数になると出てくるわけで。
いろんな人がいますから、みんながみんな上手くなったり、いい演奏をすることを目的としてバンドに加入するわけでは無いようです。

今回はそんなメンバーが加入したときにどのように対処するべきか、かつて多摩市内で某バンドに関わっていたときに某所へ寄稿した内容が出てきたので、一部抜粋してここに載せてみます。

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上昇志向と責任と権限

楽団に楽しさを求めてくる人がいる。この時点では何も問題はない。しかし、他のメンバーが音楽的充実を求めてリハーサル中にシビアになりはじめたときに、深刻な問題が起こる。
彼曰く「もっと、楽しくやろうよ」「もっとコミュニケーションをとろう」「みんなともっと仲良くしたいんだ」「レクリエーション係をつくろうよ」と。
彼には、上昇志向のなかでの楽しさの追求という、1ランク上での楽しみ方が、全く理解できていなかったのである。

しかし、これは笑い話ではない。メンバーの半数近くが、彼のように音楽の楽しさを現状維持とメンバー同士の人間的な付き合いのなかでのみ追いはじめたときに、楽団の崩壊がはじまる。
だから楽団の存在意義のひとつに上昇志向を規定するのには、実は重大な意味がある。

マネージャー(※マネジメントをする人、リーダー、バンマス、コンマスなど)から見ると、たいしたことの無い変化であっても、その他のメンバーから見れば大躍進や革命に見えることもあり、 ときに混乱をきたしたりすることがある。しかしそんなときにもマネージャーは、感情に引きずられたりしないで冷静に楽団経営をし、むしろ混乱をきたしたメンバーを鎮めなければならない。

マネージャーは、責任がとれる立場でないメンバーの発言は参考にとどめ、一部のメンバーの無責任な発言については勇気をもって却下することが必要なのである。

当たり前の話であるが、責任のない者に権限はない。責任と権限は等量である。だから、責任の量が大きい立場の者ほど権限の量も大きい。ほんとうに当たり前の話である。

しかし社会人ビッグバンドの世界ではこれが当たり前ではない時がある。

戦後の日本の学校教育における「学級会」教育は、思わぬ弊害をもたらしている。責任を取らなくてよいうえに、言いたい放題なのである。
本来ならば、もし言いたいことがあるのであれば、責任を取ることのできる立場になればよいのである。

ところで、責任とはなんだろうか?

日本社会では責任はしばしば「義務あるいは義務に違反した罰を負担すること」を意味することが多い。あるいは「リスクを負担すること」を意味する場合もある。
楽団の運営においての責任とは本来しなければならないこと、すべきことを行うことであり、責任を取るということは活動が円滑に進むために切磋琢磨することである。
簡単に「責任を取って辞める」と言う人間がいるが、そんな人間に辞めてもらっても楽団にとってマイナスにならないばかりか、プラスにすらなることを分かっていない者も多い。
本当に失敗の責任をとると言うのであれば、与えられた範囲の中で自己がすべきことを行うか、不備によって発生した損害を金銭によって払うべきである。

楽団運営の最高責任者は、その楽団に所属するメンバー全員の余暇における生活の質を背負っていると言っても過言ではない。

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と、こんなことを8年くらい前の私は書いていたわけですね。本当はもっと長い文章なのですが、一部抜粋&変更して載せました。

簡潔にまとめると下記のようになります。

  1. 上手くなる気が無い上に他の人の足を引っ張ろうとするやつはすぐに切れ
  2. リーダーの言うことを聞かずに我侭ばっかり言うやつははすぐに切れ
  3. リーダーは腹をくくれ。メンバーはお前の我侭に付き合ってやっているんだ
 [番外]レクリエーション係とか訳の分からん係りを作りたがるのは止めろ

以上、本日のコラムでした。
次回は「失敗から学ぶバンド経営その2 本音で話せ」の予定です。
ご覧頂きありがとうございました。